タイムゲームで真剣漢トレ
読売新聞の6月3日朝刊のコラム「親子de新聞」では、新聞を使って簡単にできる「漢字トレーニング」をご紹介しました。当欄では、漢トレをさらに活用できるちょっとしたアイデアをご紹介しましょう。
新聞の紙面を使って、記事中で「知っている漢字にマルを付けよう」というこの漢字トレーニング、時間がない時には大きな文字の「見出し」だけ、あるいは親があらかじめ短めの記事を指定して、お子さんたちに取り組んでもらうというのも手ですね。
我が家で取り組んだのは、腕時計を片手に「よーいドン」ではじめるトライアル形式。「タイムゲーム」の要素も加えると、子どもたちは楽しみながら真剣に挑戦しますよ。
その上、新聞で使われている漢字はニュースを扱っているので旬の要素がいっぱい。「世界記録更新」「大統領選 2候補の競り合い」など、時の話題をフォローすることにもつながり、大きな学習効果があります。
新聞を活用すれば、漢字の学習だけでなく世の中のことも同時に理解することができるんです。皆さんのご家庭でもぜひチャレンジしてください!
新聞には、親子の対話に役立つきっかけやヒントがたくさんあります!
酒井勇介:教育支援会社「エデュピーチ」社長。早大卒業後、学研を経て、現在は家庭教育プロデューサー。学校、家庭で新聞の活用を訴える「新聞大使(アンバサダー)」を自任し、全国で講演活動を続けている。春の象徴である桜より一足早く咲く桃の花のように、多くの子どもたちの才能をいち早く開花させたいという思いから、主宰する会社の名前にも「ピーチ」をあしらっている。
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