ピーチ酒井の 新聞読んでる親になろう 「ピーチ」に込めた思い

「ピーチ」に込めた思い

 皆さんは「桃」と聞くと、どういうイメージがありますか。日本の国を代表する花と言えば、サクラを思い浮かべるでしょうね。卒園式や卒業式、その後に続く入学式、あるいは入社式の時期に咲き誇るサクラは、まさに春の象徴。私たち日本人の心に深く刻み込まれています。

 

 さて、桃でしたね。ご存じですか? 桃の花は、実はサクラよりも少しだけ早く咲くんです。ほんの少しですが...

 

 そこで教育のことを考えてみてください。教育は子どもから社会人まで、ずっと続くものです。人生はまさに「教え」「教えられ」の繰り返しなんです。だからこそ、教育で大切なことは、後悔しないようにすること。あのとき、もう少し頑張っておけばということを少しでもなくしたい。だからこそ、少しだけ早めの「教育」が大切だということを、皆さんにお伝えしたい...

 

 そんな思いを込めた「ピーチ」なんです。2017年に開業した私の会社「エデュピーチ(Edupeach)」も、社名に桃をあしらっています。実は「Education」「Speech」をつなげた造語なんですが、春に桃の花が咲くように、一足早く、子どもたちの才能も花開けと、そんな思いが込められているんです。

 

 読売新聞さんからこのたび、家庭教育で新聞活用を社会に広めてほしいというお願いを受けて、「新聞アンバサダー(大使)」を拝命いたしました。でも、誤解しないでください。新聞は学力向上に有効だということを、私はずっと以前から訴え続けてきました。桃の花のように一足花開くためには、新聞活用も非常に大切! ひょっとしたら新聞社よりもずっと前から、私はそのことに気づいていたかもしれませんね。

 

 新聞を継続的に読むこと、新聞を教育に取り込んでいくことで、一人でも多くの子どもたちの学力が向上するよう、これからも力強く、こう呼びかけていきます。

 

 新聞って、いいよね!

 

新聞には、親子の対話に役立つきっかけやヒントがたくさんあります!

酒井勇介:教育支援会社「エデュピーチ」社長。早大卒業後、学研を経て、現在は家庭教育プロデューサー。学校、家庭で新聞の活用を訴える「新聞大使(アンバサダー)」を自任し、全国で講演活動を続けている。春の象徴である桜より一足早く咲く桃の花のように、多くの子どもたちの才能をいち早く開花させたいという思いから、主宰する会社の名前にも「ピーチ」をあしらっている。


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(2020年4月14日 11:59)
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