(2018年4月 4日)
異見交論43 国立大への税金投下に「正当性なし」冨山和彦氏(経営共創基盤 代表取締役CEO)
法人化した国立大学への国からの運営費交付金は、総額約1兆1000億円にも達する。文部科学省の「内部組織」ではなく「自由に運営する」経営体であっても、運営に必要な最低限の額を保障することになっているからだ。これに対し、欧米の有力大学の経営に明るい冨山和彦・経営
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(2018年3月16日)
異見交論42「もはや"国立"大学ではないと認識を」上山隆大議員(内閣府総合科学技術・イノベーション会議)
「失敗だ」「いや、必然だった」――国立大学法人化をめぐり、見解の隔たりを明らかにした山極寿一・京都大学学長と五神真・東京大学学長。ただ両学長とも、国立大学法人が「公共財」である点では、まったく揺るぎなく一致する。これに対し、「法人化は必然」としつつ、「国立大
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(2018年3月15日)
異見交論41「法人化は必然 全国立大で最強のシナリオ」五神 真氏(東京大学学長)
「国立大学法人化は失敗だ」と断じた、前回掲載の山極寿一・京都大学長の発言に対し、賛否両論の声が寄せられている。「よくぞ言ってくれた」「いや、法人化は不可避だった」「大学改革は失意の連続だ」......。そうした中、「法人化は必然だった」と当時を振り返るのは、
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(2018年3月 9日)
異見交論40「国立大学法人化は失敗だ」山極寿一氏(京都大学学長)
国立大学が「民間発想のマネジメント」により「自律した経営」をする「法人」となって、十余年。以来、国から支給される基礎的な運営資金が毎年削減される中、教育や研究に充てる資金を、国立同士、あるいは私立や公立と競い合うようになった。教育や研究はどの大学もが担う使命
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(2018年2月23日)
異見交論38 「多様な性」に向き合う女子大 髙橋裕子学長(津田塾大)
女子大学が「女性」の定義の見直しを検討している。性同一性障害を持つ人や性別を変更した人を受け入れ、支えることができるキャンパスをつくろうとしているのだ。だが、共学化ではないという。「世界の動きをいち早く捉え、変革を担う女性を輩出する。それが女子大のミッション
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(2018年2月20日)
新聞のちから(企業向け研修)講義・ワークショップ
書く力 ●「伝わる」文章作成講座 ただ「伝える」のではなく、相手に「伝わる」文章作成術を伝授します。シャープでわかりやすい報告書づくりも指南。メールへの過度な依存や変換ミスといった「落とし穴」の説明など、実践的なメール演習も展開します。 ●恥をかかない
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(2018年2月20日)
講師一覧
大石 暁 Oishi Akira ●政治 ●防衛 ●ニュース速報 ●日本語 PLOFILE 新潟支局、世論調査部、政治部、メディア編集部、配信部、紙面審査委員会などを歴任。政治部では、首相官邸、防衛庁(現・防衛省)、与野党、国会デスクなどを担当し、防衛問
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(2018年2月17日)
紙面をもとに弾む会話 関電SOS(大阪)
「経済面のこの記事、面白いよ」「僕はこっちの広告のほうが気になる」 広げた新聞を指さしながら、参加者の会話が弾む。2017年12月12日夜、警備会社「関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ(関電SOS)」(大阪市北区)の会議室で行われた研修のひとこまだ。
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(2017年12月29日)
2045年の学力[現場から]4.複数の資料を読み解き、考える
高校と大学の教育、その間の大学入試を抜本的に改革する高大接続改革――と言われても、よう分かりまへんやろ。センター仮面が、相方の大杉住子はんと一緒に、分かりやすう話させてもらいます。(第4金曜日掲載) センター仮面&大杉住子・大学入試センター審議役 【聞き手
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(2017年12月14日)
野村ホールディングス「為替レートを学ぼう」青山学院初等部
野村ホールディングスの「NOMURAまなぼう教室」の出前授業が11月29日、東京渋谷区の青山学院初等部で行われた。授業を受けたのは、初等部5、6年生の総合活動・販売プロジェクトに参加している13人。初等部では社会活動について学ぶために14のプロジェクトがあり
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