(2015年7月15日)
大学を歩く:下がり続ける薬学部の卒業率
● 大学を専門に取材する記者のコラムです ● 読売新聞が7月9日付朝刊別刷り特集で掲載した「大学の実力」調査。8回目となる今年、目を引いたのは、薬剤師の養成を目指す6年制薬学部の標準修業年限卒業率(規定の年数で卒業する学生の比率)の低さだ。71.2%と
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(2015年7月10日)
大学を歩く:「とりあえず進学」はつまずきやすい
● 大学を専門に取材する記者のコラムです ● 8回目を迎えた読売新聞「大学の実力」調査では、初回の2008年以来、退学率を掲載している。大学選びに当たり、4年間(医、歯学部などは6年間)の学生生活が具体的に想像できるという点で、偏差値や知名度などよりは
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(2015年5月13日)
大学を歩く:低い卒業率は「悪い大学」?
● 大学を専門に取材する記者のコラムです ● 読売新聞の「大学の実力」調査では、2008年の初回から、標準修業年限卒業率を尋ねている。4年または6年(医学部など)で卒業する学生の占める割合で、2014年調査の結果によると、最低31%、最高100%、平均
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(2015年4月27日)
大学を歩く:大学の常識 世間の非常識
● 大学を専門に取材する記者のコラムです ● 先日、一斉休憩でお昼に閉まる大学事務室が多い実態を小覧で伝えたところ、東京都内の大学の1年生(18)から連絡をもらった。「うちの大学も、です」。入学早々、高校では見たことのない対応ぶりに驚いたという。
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(2015年4月17日)
大学を歩く:昼休みに一斉休憩する事務室
● 大学を専門に取材する記者のコラムです ● 読売新聞の「大学の実力」調査では毎回、職員の人数を尋ねている。充実した学生生活に、その力が欠かせないからだ。 例えば時間割作成。高校までと違い、自分で作ることになるが、どの分野から何単位の履修が必須など、
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(2015年4月10日)
大学を歩く:「ありのまま」を映す再履修
● 大学を専門に取材する記者のコラムです ● 電車内などでオープンキャンパスの広告が目に付く季節となった。名物教授による模擬授業などが多い。それ自体、意味なしとは思わないが、オープンキャンパスはあくまで「お祭り」。大学を知るには、やはり日常の「ありのま
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(2015年1月15日)
異見交論2「社会と教育の接続を」安西祐一郎氏(下)
大学入試センター試験を廃止しての新テスト導入と、高校・大学教育の見直しを盛り込んだ中央教育審議会(中教審)の答申。目指すのは、いつでも学べる社会の実現で、それを後押しするための改革が必要なのだと安西祐一郎会長は語ります。とはいえ、難問は山積しています。実現に
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