現代社会は情報であふれています。様々な情報の中でも、とりわけニュース・報道は「正確で公正」であることが求められています。しかし、近年はインターネットとソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の急速な普及によって、情報を発信するメディアの形態が多様化し、世界中で著しく偏った情報や刺激的な意見・言論が、真実性を問われることなく飛び交っています。ニュースサイトを装って「フェイクニュース」を拡散させる動きもあります。

 

 正確で信頼できるニュースは、民主主義の健全な発展には欠かすことができません。「ニュース・リテラシー」とは、ニュースを中心に社会にあふれる様々な情報を正しく読み解くためのスキル(能力)で、米国の教育機関などの呼びかけで2000年代後半から広まりました。読売新聞教育ネットワークは、この分野の先駆者として知られる米NPO法人「ニュース・リテラシー・プロジェクト(NLP)」の日本における公式パートナーとして、この分野の最新の知見を紹介するとともに、学校など教育現場で活用できる教材を開発・提供していきます。

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