「大学改革」の検索結果

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検索結果27

(2018年5月22日)

異見交論46 「国立大学よ、時代感覚を磨け」小林喜光氏(経済同友会代表幹事)

 大学改革を議論する政府の会議には、財界人も関わっている。その一人、小林喜光・経済同友会代表幹事は「国家価値の最大化」には大学のガバナンス(統治)改革が重要だという。データを持つ限られた者がAIを使って社会を変える「データ専制主義時代」、そこで国際競争に勝ち残

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(2018年5月 1日)

異見交論45 「研究型」大学が改革の牽引車だ 橋本和仁氏(総合科学技術・イノベーション会議議員)

 大学改革の司令塔――霞が関でそう呼ばれている組織がある。内閣府に設けられた総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)※だ。安倍首相を議長とし、閣僚や財界人、学識経験者で構成する組織が様々な改革案を発信し、その案を土台に文科省が具体策を練り上げていく。いま、

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(2018年4月13日)

異見交論44(上)国立大学は納税者への責務を果たせ 神田眞人氏(財務省主計局次長)

 「国立大の法人化は失敗」と断じた京都大学・山極学長への反響は、真っ二つに分かれた。賛成の大半は国立大学関係者で、それ以外の読者からは厳しい批判が寄せられている。どちらの立場で考えるかはともあれ、国立大学には運営費交付金だけでも毎年1兆1000億円の税金が投入

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(2018年3月16日)

異見交論42「もはや"国立"大学ではないと認識を」上山隆大議員(内閣府総合科学技術・イノベーション会議)

 「失敗だ」「いや、必然だった」――国立大学法人化をめぐり、見解の隔たりを明らかにした山極寿一・京都大学学長と五神真・東京大学学長。ただ両学長とも、国立大学法人が「公共財」である点では、まったく揺るぎなく一致する。これに対し、「法人化は必然」としつつ、「国立大

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(2018年3月15日)

異見交論41「法人化は必然 全国立大で最強のシナリオ」五神 真氏(東京大学学長)

 「国立大学法人化は失敗だ」と断じた、前回掲載の山極寿一・京都大学長の発言に対し、賛否両論の声が寄せられている。「よくぞ言ってくれた」「いや、法人化は不可避だった」「大学改革は失意の連続だ」......。そうした中、「法人化は必然だった」と当時を振り返るのは、

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(2018年3月 9日)

異見交論40「国立大学法人化は失敗だ」山極寿一氏(京都大学学長)

 国立大学が「民間発想のマネジメント」により「自律した経営」をする「法人」となって、十余年。以来、国から支給される基礎的な運営資金が毎年削減される中、教育や研究に充てる資金を、国立同士、あるいは私立や公立と競い合うようになった。教育や研究はどの大学もが担う使命

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(2018年2月 2日)

異見交論37 「学校経営はマジック」 山岡景一郎氏(平安女学院大学 学長・理事長)

 80億円を超す累積債務をわずか1年で解消。学生の就職状況も改善して、入学者数も回復――まるで魔法のような大学経営で知られるのが、京都・平安女学院大学の山岡景一郎学長・理事長(87)だ。得意の手品になぞらえ、「学校経営はマジックと同じ。理解してもらわなくてもい

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(2017年6月 5日)

2045年の学力(17)思考停止と規制緩和

 「高大接続」という言葉が独り歩きしている。目まぐるしく変わる世界で、私たちの子どもはどんな力を求められるのか、それにふさわしい教育を創っていこう。そんな思いで始めた改革だったが、その方向に進んでいるのだろうか。議論を進めてきた責任者の一人として、改革に込め

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(2016年4月 7日)

異見交論26「今のままの大学では生き残れない」 神田眞人氏(金融庁参事官)

 中央教育審議会の答申やさまざまな法改正などを追い風に、大学の教育、研究の現場が変わりつつある。かつては当たり前だった一方的な講義形式の授業や、外部から資金を獲得できない研究などは「問題」とされるようになった。だが、財務省主計局主計官として大学運営を見てきた金

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(2015年9月 4日)

異見交論18「国立大学に文系は不要?」 鈴木寛氏

 下村文部科学相が今年6月8日、国立大学の全学長らに送った通知が波紋を広げている。教員養成や人文・社会科学系の学部は「不要」とも読める内容で、科学者の国会ともいわれる「日本学術会議」が批判の声明文を出し、海外メディアでも報じられるなど、大きな反響を呼んでいる。

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