日本の支え メダルの源(フランス・ホストタウン特集1)

読売中高生新聞 9月24日号

 この夏、「ホストタウン」という言葉を聞いた人は多いだろう。東京五輪・パラリンピックで自治体が外国選手を受け入れ、出身国・地域との交流も進める取り組みだ。読売中高生新聞では、フランスのホストタウンとなった兵庫県神戸市、姫路市、千葉県浦安市、いすみ市の活動を報告する。取材したのは4市の高校に通う高校生たちだ。4市に滞在したフランスの五輪代表選手へのインタビューのほか、自治体で行った様々なおもてなしや、市民との交流、ホストタウン事業を生かした今後の街づくりなど、取材は多岐にわたった。(読売中高生新聞 9月24日号より)

 

ホストタウンとは

 ホストタウンは、東京五輪・パラリンピックに参加する選手やその出身国・地域との交流を進める国の事業だ。全国533自治体が登録され(2021年8月10日現在)、受け入れた国・地域の数は185にのぼる。フランスのホストタウンは姫路市、浦安市など34自治体。選手の事前合宿のほか、文化交流やスポーツ体験イベントなど活動は多岐にわたる。コロナ禍でオンラインでの交流もさかんに行われている。

 

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■フランス五輪選手インタビュー

体操選手インタビュー「受け入れに感謝 また神戸に」

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カヌー選手インタビュー「練習の努力が結果に 最高の気分」

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■ホストタウンの取り組み

兵庫県神戸市 公開練習を子どもたちが見学

兵庫県姫路市 一緒に歌って一体感

千葉県浦安市 毛筆書きの「金」で激励

千葉県いすみ市 特産イセエビをふるまう

 

■2024年パリ大会に向けて

次はパリ!私たちが盛り上げる!日仏高校生が交流会/フランス・スポーツ担当大臣「ありがとう東京大会!」

取材した高校生たち

神戸市立須磨翔風高等学校(兵庫県神戸市)

 2年 金田志穂/2年 長田真依

東洋大学附属姫路高等学校(兵庫県姫路市)

 1年 卯城心羽(うしろ・ここは)/1年宇奈手壱莉(うなて・いちり)/1年 北村遥奈

千葉県立浦安南高等学校(千葉県浦安市)

 3年 東中野はるか

東海大学付属浦安高等学校(千葉県浦安市)

 2年 玉川萌寧(もね)

千葉県立大原高等学校(千葉県いすみ市)

 3年 浅見悠加(ゆうか)/3年 山口雅晴/2年 穂積琳花(りんか)

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(2021年9月22日 15:09)
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