新聞@スクール 月刊ワークシート

その時々のニュースをイラストと記事でわかりやすく説明する特集「新聞@スクール 月刊ワークシート」が毎月1回、読売新聞朝刊に掲載されています。イラストの説明文と記事を読んで、設問に答えてください。このサイトでは、読売教育ネットワークの秋山純子・アドバイザーが、月間ワークシートのキャラクター「アットスくん」と一緒に解答例を考えるとともに、毎月のテーマについて掘り下げます。
「G20 どんな会議?」 月刊ワークシート vol.15(2019年6月 4日)

6月5日読売新聞朝刊掲載「G20 どんな会議」の解説ページです。「新聞@スクール 月刊ワークシート」は毎月初旬に連載中!


【質問】(4)今回の会議に参加する国の首都や首脳の名前を調べてみましょう。


6月28日から29日、大阪市で開催されるG20首脳会議(以下G20)は、日本での初開催です。世界経済の問題を話し合う会議です。今月のワークシート紙面を読んで、あらましが理解できましたね。

 

ところで、G20サミットのロゴマークに注目してみましょう。日本らしい印象を受けませんか?

 

制作者は牛込幸男さん。日本の象徴である富士山をモチーフにデザインし、富士山の「頂」と「旭日」は、議長国の日本から「世界の経済成長と繁栄」をもたらす象徴としたそうです。富士の裾野には春の訪れ(経済成長と繁栄)を告げる桜の花びらを咲かせたと、首相官邸ウェブサイト「G20大阪サミット開催」にありましたよ。

 

富士山と桜は、日本の象徴でもありますね。日本らしい素敵なロゴですね。さて、私たちも、少しG20に参加してみましょうか。まず、インタビューで森永さんが「議論は難しいかもしれませんが、リーダーの名前や国名などを調べてみましょう」と話していらっしゃるように、参加国や首都、参加するリーダーの名前を調べてみませんか。

 

参加国は、記事のイラストに書いてあるので、地図を広げながら、首都を確認してみました。以前授業で習ったのに、忘れてしまったものもあって、いい勉強になりました。次に、外務省のサイトで、各国のリーダーを調べてみました。イラストで示された国の順で整理してみると・・・

 

■G7(先進7か国)
国名 首都名 首脳名
カナダ オタワ トルドー首相
フランス パリ マクロン大統領
ドイツ ベルリン メルケル首相
イタリア ローマ コンテ首相
日本 東京 安倍晋三首相
英国 ロンドン メイ首相
米国 ワシントンD.C トランプ大統領
■BRICS(新興5か国)
国名 首都名 首脳名
ブラジル ブラジリア ボルソナロ大統領
中国 北京 習近平(シージンピン)国家主席
インド ニューデリー モディ首相
ロシア モスクワ プーチン大統領
南アフリカ プレトリア ラマポーザ大統領
■その他
国名 首都名 首脳名
アルゼンチン ブエノスアイレス マクリ大統領
オーストラリア キャンベラ モリソン首相
インドネシア ジャカルタ ウィドト大統領
メキシコ メキシコシティ ロペスオブラドール大統領
韓国 ソウル 文在寅(ムン・ジュイン)大統領
サウジアラビア リヤド サルマン国王
トルコ アンカラ エルドアン大統領

 

丁寧に調べたね。さすがアットス君、世界地図をそばに置いて、調べるなんて。各国やその首都の位置を知ることも大事だね。世界中から、リーダーが日本を訪れることが分かったでしょう。大阪市はにぎやかになるでしょうね。

 

開催地の大阪市は盛り上がっているのだろうな・・・。G20のサイトには、大阪の魅力がたっぷり書かれていました。「古代より日本の中心部として栄えた商業・経済都市」って書いてある。

 

大阪の歴史を調べてみると興味深いことがたくさん出てきますよ。この機会に、歴史にも目を向けてみませんか。

 

そう言えば、記事で読んだ「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産になりそうだ、というニュースもありましたね。大阪南部には古墳群が残っているんですね。

 

大阪の食文化に対する注目度も高いそうですよ。アットス君、お好み焼きは好きですか?これは大阪のソウルフードね。

 

それと「お笑い」。笑いの文化の大阪も魅力的だなぁ。

 

今月の28日から始まるG20の会議の様子や、いろいろな場面の報道がたくさんあるでしょう。こうした新聞の報道写真に注目してみましょう。リーダーたちが、どのような国のリーダーと親しく話しているか、そのようなことに視点を当てて見ると、難しい経済の問題を扱うこのG20も、ぐっと身近に感じられるのではないかと思います。

 

 


【質問】(5)今回の会議で、あなたが一番関心があるのはどのような事柄ですか。理由も説明しましょう。


 

世界経済といえば、貿易を巡るアメリカと中国の対立が激しさを増していて、世界経済への影響が心配されていますね。

 

トランプ政権は、5月10日、アメリカに輸入される中国製品にかけている税金(関税)を、現在の10%から25%に引き上げましたね。中国は猛反発し、5月13日にアメリカ製品の関税を上げると発表しました。5月16日付の読売KODOMO新聞に分かりやすく説明されていました。

 

 

G20では、貿易をめぐって対立しているアメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席の会議が行われ、注目されています。

 

プラスチックごみ規制」は、自分たちにとってとても身近な「廃プラ」の問題と重なってきます。世界の状況をしっかりとつかんで、今、自分ができることを考えなければ・・・

 

この問題、5月10日に開かれた国際会議で、家庭や企業から出るプラスチックごみ(廃プラ)を、他の国に輸出したり、輸入したりすることを禁止することが決まったのですね。

 

日本では年間900万トンの廃プラがあって、そのうち143万トンを輸出していたんだって。輸出は2021年1月から禁止されるそうです。日本国内でどう処理していくんだろう。

 

若いみなさんに、教室でも考え、議論してもらいたいなと、5月22日配信の「読売ワークシート通信」で「廃プラ輸出禁止」の問題を取り上げています。少し前になりますが、2月13日配信の「読売ワークシート通信」では「プラスチックごみ急増」の記事を取り上げました。自分の問題として考えていくために、「読売ワークシート通信」の記事も参考にしてみてください。

 

【参考記事】

■〈解〉主要20か国・地域(G20)首脳会議(2019年3月7日 読売・夕刊)

■世界経済の不均衡 G20議題に 貿易摩擦の原点を問う(2019年3月29日 読売・朝刊)

■海洋プラ削減決議 採択(サイエンス&エコロジー)(2019年3月28日 読売・朝刊)

■世界経済「原則リスク」G20閉幕 日本、結束呼びかけ(2019年4月13日 読売・夕刊)

■G20結束見通せず 議論深まらず閉幕 巨大IT課税 各国関心(2019年4月14日 読売・朝刊)

■廃プラ処理 追いつかず 輸出入規制 国、支援策を検討(2019年5月12日 読売・朝刊)

■アメリカ、中国と貿易バトル(2019年5月16日 読売KODIMO新聞)

■米中 貿易対立が激化(2019年5月17日 読売中高生新聞)

■廃プラ途上国輸出 禁止(2019年5月17日 読売中高生新聞)

 

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※読売中高生新聞、読売KODOMO新聞は収録していません。

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